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明尾 潔*; 浜田 信行*; 舟山 知夫; 明尾 庸子*; 小林 泰彦
no journal, ,
L-dopaが引き起こす網膜内皮細胞の膜脂質への損傷防止に、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)がどのように働くかを調べるために、250MのL-dopaを含む培地で培養したヒト網膜内皮細胞をNe, C, Heのイオンビームで照射した。照射後培養した細胞を、0, 4, 8, 24時間後に回収し、抽出したRNAから合成したcDNAをテンプレートに、GPXと18S RNAの遺伝子発現量をリアルタイムRT-PCR法を用いて定量した。細胞へのL-dopa処理は、GPX遺伝子の発現を抑制した。L-dopa処理した網膜内皮細胞におけるGPX遺伝子の発現は、HeとCのイオンビームを照射した試料でより減少した。一方、Neイオンを照射した試料では、GPX遺伝子の発現量が増加していた。これらの結果は、イオンのLETの違いが、L-dopa処理した網膜内皮細胞におけるGPX遺伝子の発現の違いとなっている可能性を示唆している。